仕事 就職・転職 知らなきゃ損?今、話題のリスキリング(学び直し)とは 2023.03.15
「リスキリング(学び直し)」という言葉、皆さん聞いたことはありますか?実は、この言葉、10月3日の衆院本会議における岸田文雄首相の所信表明演説でも出てきた、今、大変ホットな言葉なんです。一言で言うと、「リスキリング(学び直し)」とは、「新しい職業につくため、あるいは今の職業で必要とされるスキルの大幅な変化に対応するために、必要なスキルを獲得する/させること」です。この記事では、この「学び直し」について解説していくとともに、今、身に付けたい大人気のスキルをご紹介します。
政府が「学び直し」を推進する目的とは
では、この「リスキリング(学び直し)」を政府が推進しようとする目的とは何なのでしょうか?それは「リスキリング(学び直し)」を幅広く日本社会で導入することで、労働市場における人の流動性を高めると同時に、今いる人材のスキルアップが企業の業績を上げることに繋がり、それが結果的に個人への賃金アップに繋がると考えているからです。そのための1つの政策が、学び直しへの投資支援です。その額はなんと5年間で1兆円にもなる見通しです。
今、必要とされるスキルとは
では、私たちが必要とするスキルにはどのようなものがあるのでしょうか?「リスキリング(学び直し)」が注目されているこのタイミングで、私たちも時流に乗りスキルアップを図りたいですよね。この章では、これからますます必要とされるであろうスキルについてお話させていただきます。
業務の効率化、一元化を可能にするITスキル
これから必要となるスキルは、もちろん働く業種により異なりますが、まず考えられるのが業務の効率化を可能にするスキルです。その中でも特に自身のスキルによって業務効率に大きな差が出るのがExcelです。受注管理や、請求書・領収証、顧客管理に生産管理、タスク管理などその用途を挙げるときりがないExcelですが、その機能を十分に使いこなすことで業務効率を爆発的にアップさせることができるでしょう。また、これまでだと外注していたチラシやポスター、バナー、WEBサイトの作成なども、社内での内製化が進んでいます。そのため、Illustratorや、Photoshopなどのデザインソフトを扱うスキルが、それに対応するものとして注目を集めています。